2024年12月に発刊した「おばあちゃんのハッサクとぼく」の原著者である佐々木早苗さま。実は早苗さまは若年性アルツハイマー型認知症を発症され、2019年に亡くなられていたのです。
早苗さまの溌剌と生きてきた姿と、病気を発症してからのご本人のやるせない気持ちを詩として書き綴ったものを、ご主人である定雄さまが著述し、ずっとお二人と交友されていたまるおたおさまが改稿と作画を担当して、このたびの発刊となりました。
介護する側の想いと介護される側の想い…どちらも温かさを与え、求め、そうして最期の時まで一生懸命生きていくことを尊く思います。