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農民の記憶
犀川のほとりにて

自分史家族史・郷土史

  • みみこ
  • B5判 / ソフトカバー / 本文118頁
  • 2026年03月28日 発行
  • 1,100円 (税込)
  • ISBN 978-4-907425-59-3
  • かとう ひろこ 編著

解 説

かつて犀川沿いにあった小さな山村・大岡村。大岡村は長野冬季オリンピックで一躍有名になった、あの巨大な「道祖神」の村でもあります。けれど平成の大合併で長野市に編入になり、現在「村」は無くなってしまいました。
その昔、大岡の役場がある村の中心地から遠く離れた犀川沿いの村境で、小作農として生活していた藤澤家。墓誌や位牌に記録されている先祖の一番古いものは天明元年(1781)。けれど戸籍制度ができたのは明治になってからなので、確実に遡れる藤澤家最古の謄本では、惣五郎を父として、天保12年(1841)に生まれた惣兵衛からです。惣兵衛は小作農だけではなく、養蚕業・紙漉き・炭鉱の飯場と商売を広げ商店を設立します。やがて二代後の靖之が「初代御曹子橋」の設計に携わるのでした。
山村ゆえに激動の時代の影響を受けずに済んだのか、多くの文書が家に残されていました。大変貴重な民俗史料といえます。
明治から現代まで、約180年にわたる時代を生きてきた一家の姿がここにあります。

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